産地の想い
230年以上の間、ここ兵庫県西脇市を中心とした播州地方では豊かな水、自然を背景に発展を遂げてきました。
その時代時代で携わってきた職人たちが、技術を蓄積し、次の世代へ着実に紡ぎ続けることで、今日の播州織が成り立っています。
その時代時代で携わってきた職人たちが、技術を蓄積し、次の世代へ着実に紡ぎ続けることで、今日の播州織が成り立っています。
しかしながら、昨今は海外からの安価な生地の流入もあり、播州織の生産量は減少傾向にあります。
産地で作りつづけてきた私たちにとって、薄れゆく産地の活気を肌で感じ、何とか播州織の魅力、すばらしさを多くの人に知ってもらいたい、
そんな想いから、2023年春、縫製工場を新設しました。
産地で作りつづけてきた私たちにとって、薄れゆく産地の活気を肌で感じ、何とか播州織の魅力、すばらしさを多くの人に知ってもらいたい、
そんな想いから、2023年春、縫製工場を新設しました。
縫製をスタートしたことは私たちにとって新たな挑戦でした。
最初のころは、素材の違いによるミシンの調整には苦労したと、現場の職人は言います。
困難や苦労もありましたが、これまで生地で見ていた播州織がシャツになったとき、まるで生地に命が芽生えたように感じ、改めて播州織の魅力を再発見しました。
そのような魅力ある播州織を使い、産地の職人の手によって作られたシャツに直接袖を通していただき、播州織のすばらしさを肌で感じていただきたいと思っています。
播州織のすばらしさを、産地の外の皆様に知っていただくことで、これまでお世話になってきた産地への恩返しとなり、さらなる播州織産地の成長と発展につながればと願っています。
一枚ごとに、丁寧に丁寧に作ったシャツを気に入っていただけると幸いです。